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【臨対部】公正な教員採用選考試験の実施を 


 今年実施される教員採用選考試験の「選考の概要」(以下「概要」と記す)が発表されました。その内容を見ると、試験の「公正さ」を強調するためか、今回も前回と同様に評価を点数化した採用試験の概要が明らかになっています。

◎ 試験内容の変更点
 この「概要」からわかる今年度からの変更点は次の通りです。(一部既報)
■ 小・中学校教諭、養護教諭、栄養教諭
 ○ 前年度1次試験合格者に対する1次の筆記試験の免除制度の導入(小・中教諭のみ
 ○ 前年度からの常勤講師に対する筆記試験における論文への代替制度の導入(小・中教諭のみ
 ○ 1次試験における筆記(論文)と面接の配点割合を6:4に変更(前年度は5:5)
■ 高等学校、特別支援学校教諭
 ○ 前年度1次試験合格者に対する1次の筆記試験の免除制度の導入
 ○ 前年度からの常勤講師に対する1次の筆記試験における一般教養・教職教養の問題の免除制度の導入
 ○ 2次試験で記述式の専門教養試験(60分)を新規実施(高等学校教諭で下記の教科)
    国語、地理歴史、数学、理科(物理)、理科(化学)、理科(生物)
◎ 1次と2次の総合的審査とは?
 教員採用選考試験の実施要項には、今回も前回と同様に、「第1次、第2次選考試験及び書類を総合的に審査した結果に基づき、採用候補者名簿を作成する」と記されています。
高等学校の「概要」によれば、1次と2次の配点割合について「実技ありの教科は4:5、実技なしの教科は1:1」と明記されています。この点数の加算が「総合的審査」なのでしょうか。
 小中学校の「概要」では、前回あった「2次試験の合否を決めるにあたり、1次試験の結果を2次試験に加算しない」という記述が削除されました。これは今年から加算するということなのでしょうか。もっとも、高等学校のような1次と2次の配点割合については記述がありません。
 一方で、昨年の2次試験後に行われた大学関係者への説明では「本年より1次試験の得点は2次試験の得点に全く加算しない」としています。
 はたして、1次と2次を一体どのように「総合的に審査」するのでしょうか。

◎ 教員採用試験は「選考」である
 このような1次と2次の不明瞭な関係の背景には、教員採用試験における評価の「点数化」があります。評価の「点数化」は、一見公正なようで、実は教員採用試験の「競争試験」化に拍車をかける結果につながっています。
 教員採用試験は一般の公務員試験とは異なり、「競争試験」ではなく「選考」によると定められています。「競争試験」は職務遂行能力を相対的に判断するのに対して、「選考」は職務遂行能力の有無を「選考基準」に基づいて判定します。
 今年度から岐阜県でも臨時教員に対する特別選考が一部実施されるようになりました。臨時教員は、臨時的任用であっても、既に教員として正規教員と同等な勤務を求められ任用されています。引き続き任用されている臨時教員が教員としての職務遂行能力があることは、その実績によって証明されています。
そうした意味で、今年から実施される臨時教員の特別選考はまだまだ不十分なものです。少なくとも今回でも、免除または代替制度による1次選考の結果を点数化して2次選考に加算するのではなく、1次における「選考の基準」は適合しているという判定の上で2次選考を実施するようにすべきです。

平成23年度採用岐阜県公立学校教員採用選考試験「選考の概要について」
http://www.pref.gifu.lg.jp/pref/saiyo-p/kyoin/gaiyo.htm
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( 2010/05/24 09:19 ) Category 専門部 臨時教職員対策部 | TB(0) | CM(0)
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