ぎふきょうそブログ小屋

岐阜県教職員組合のブログです。

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【ほんりゅう】通じあう言葉 

 毎朝、駐車場から教育会館に向かう途中で出会う工事業者のおばさんがいる。旧岐大病院取り壊し工事のトラック誘導をしている。60代と思われるおばさんで、一日中の立ち仕事は過酷である。▼そのおばさんが何ヶ月かいなかった時期があった。先日久しぶりに仕事に復帰していた。思わず私が近寄って「どうしていたの?」と声をかけるのと同時に、おばさんの方から「私やせたやろ。癌で入院してたんや」と言ってきた。「もういいの?」と驚きながら聞くと「治ったかわからんけど休んでいてもしかたないし」と言う。私はそれ以上何も聞けなかった。何かおばさんの言葉からいろんなものが伝わってくるような感じがした。▼小説家村上春樹は『1Q84』が多くの人に読まれていることに対して、次のように毎日新聞の中で答えている。「僕が自分の底の方まで下りていって言葉を見つけようとするから、現象的にではなくて、深いところで通じ合うんじゃないでしょうか」と。工事のおばさんとは毎日顔を合わせ、久しぶりに会ってお互い相手の言葉をさがそうとしたのだろう。▼さて、今県の行財政改革が進行中だが、その進行状況についてこちらがいくら言葉を探そうとしても見つからない。県議会という県民に開かれるべき場所でも、その言葉は誰かから口止めされたままである。何かまた言葉が見つからないうちに、われわれ県職員や最後には県民に「痛み」という言葉がふりかかってくるのだろうか。(古山)
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