ぎふきょうそブログ小屋

岐阜県教職員組合のブログです。

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2006勤務実態調査【年代別・男女別・項目別の分析】 

○20歳代の中学教師は週28.8時間も
○男女差のない小中学校の時間外勤務
○教材研究も出来ない忙しさ
○過労死を防ぐために、 すぐに勤務の縮減を 勤務実態調査(年代・男女別)

20歳代の中学教師は週28.8時間も
 昨年も20歳代の時間外勤務が最も多かったが、 今年も23.1時間と最高値を示しました。 昨年が18.1時間ですから、 一気に5時間も増加しているのです。 この異常な勤務は中学校の20歳代が押し上げています。 学校で24.8時間、 持ち帰りで4時間、 合計28.7時間の時間外勤務を行っているのです。 毎日、 学校を出る時間は10時近く、 家に帰っても、 40分の仕事をしてようやく寝ることが出来る。 いくら若いからといっても、 これでは体がもたないのではないでしょうか。
中学校では、 30歳代で26.2時間、 40歳代で25.9時間という勤務実態で、 50歳代でも20時間という過労死ラインを下回ることはありません。
 一般的に年代が上がるに従って時間外勤務は減っていますが、 高校は30歳代より40歳代が高くなっています。 高校では、 40歳代に激務のしわ寄せが起きているのかもしれません。

男女差のない小中学校の時間外勤務
 男女別に見た時間外勤務は、 男性が21時間、 女性が17.8時間となりましたが、 持ち帰り仕事は、 女性が多くなっています。 女性は家事などもあり学校に遅くまで残ることが出来ないので、 家で持ち帰り仕事をやることになります。 しかも、 家事労働もそれに加わることが多いので女性が男性より少ないとっても、 それ以上の労働をしていることも考え合わせる必要があります。 男女の時間外勤務に差があるといっても、 中学校の男性は26.7時間、 女性でも24.5時間です。 小学校の男性は20時間、 女性は19時間とこれもほとんど変わりません。 小中学校では、 男女とも同様に莫大な時間外勤務をしており、 女性の身体を保護する視点などかけらもないことが明らかとなってきました。

教材研究も出来ない忙しさ
勤務実態調査(円グラフ)
 時間外勤務の内容の特徴は、 校務分掌や報告書の作成が増えて、 教材研究が減ってきたことです。 しかも、 学校だけでは消化することができず、 持ち帰ってやらざるを得なくなっているのです。 生徒に直接関わるような仕事ではなく、 校務分掌、 週案作成、 報告書の作成で追われている実態が明らかとなりました。 特に忙しい中学校では、 教材研究の時間が他に比べて少なくなっています。
 持ち帰り仕事では、 教材研究が多いものの、 校務分掌や学級通信づくりの時間も多くあります。 家に持って帰ってまで学校の校務分掌の仕事をしなければならないかと思うと、 悲しくなってしまいます。
 中学、 高校は部活指導に関わる時間が多いですが、 それよりも校務分掌の仕事がもっと多くなっています。 結局、 子どもに関わることより学校運営に関わる仕事量が増えていることを表しています。 子どもたちのためには、 寝食を惜しんで働く教職員ですが、 実際は書類づくりに明け暮れるのが実態です。 教職員の資質向上を求めるなら、 教材研究も出来ない忙しさを何とかすることではないでしょうか。 子どもたちの学力を保障するためにも、 時間外勤務を縮減して、 子どもとかかわる時間を増やし、 教材研究の時間を保障することが求められています。

過労死を防ぐために、 すぐに勤務の縮減を
 全ての項目で昨年より勤務実態がひどくなっていることが明らかとなりました。 すでに、 七月までに現職が五人も亡くなっていると聞きます。 定年を迎えない早期退職は、 管理職をのぞくと約80%にもなり、 命を守るためには退職しかないという気運が広がっているのではないでしょうか。
 「給与構造の見直し」 により、 査定昇給制度が実施されれば、 時間外勤務はさらに増加することも予想されます。 このような異常な勤務実態がなぜ引き起こされているのかを明らかにするためにも、 県教委の責任で勤務実態調査をすべきです。 その実施を待つまでもなく、 この資料を真摯に見つめて早急な対応策を取らなければ過労死は確実に増えていくでしょう。
 文部科学省が、 抽出で6万人の勤務実態調査を行っていますが、 47都道府県で割れば1276人にすぎません。 私たちの調査は岐阜県内で1500人を越えて実施しています。 検証資料として十分統計学的に価値のある資料だと考えられます。 県教委は、 この資料を基にして、 直ちに勤務時間の縮減をはかる措置をとるよう要求します。

勤務実態調査【分析】
校種別分析
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( 2006/09/07 11:19 ) Category 要求・課題 権利・賃金 | TB(0) | CM(0)
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