ぎふきょうそブログ小屋

岐阜県教職員組合のブログです。

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【ほんりゅう】キョンナムさん、再び 

 前回(10/25号)紹介したパク・キョンナム(朴慶南)さんの『ヤクザさんの目から涙』という話の中で、私の心に強く残っているくだりがある。ヤクザさんが友達の加津子さんに語った(文通で)言葉がそれだ。
 「社会の中で分けられて認められない若い人がぼくたちのところに入ってくる。自分たちの世界は生まれや育ちで人を差別しない。いわれのない差別を受ける、世の中から分けられる、受け入れられない、そんなつらい苦しい思いから入ってくる若いものが多い。そういう若いものをみんなは責めるけど、分けて追いこんでしまう社会もあるということを知ってほしい」。このヤクザさんはもちもん、「社会からはみ出す人の状況をどれだけ知っていたか、想像することがあったか」と自らを省みたという加津子さんもすごいと思う。そして、このやりとりを著書の中で取り上げたキョンナムさんの感性にも心が動かされる。
 今、非正規雇用のまま企業に使い捨てにされ、貧困の淵に突き落とされている多くの若者たちがいる。彼らは「自分は負け組だ」「自己責任だ」などと信じ込まされている。ヤクザさんのところに行く若者も同じではないのか?自ら望んでヤクザさんの世界に入ったわけではないのだ。
 キョンナムさんの、胸がしめつけられるような優しさは、相手をありのまま受け入れ、ありのままの自分を相手に伝える、ということが出発点であるように感じる。その土台には歴史や現代社会への確かな認識があるということも忘れてはならない。私自身も含めて、みんながそうした生き方に一歩でも足を踏み出せたら、もう少し誰もが生きやすい社会にしていけるのではないのだろうか。 (村上)
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