ぎふきょうそブログ小屋

岐阜県教職員組合のブログです。

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【ほんりゅう】命が救われない社会 

 先日、東京都内で八つの病院に救急搬送を断られた妊婦が脳内出血で死亡するという事件があった。
この背景には医師不足や搬送システムの不備などの問題がある。妻が出産した産婦人科も医者が病気で後補充もできず産科部門を閉鎖することになったし、父が昨年暑さと疲労で倒れ救急車で入院した病院も、入院している他の人の話を聞くと、入院が必要でも緊急性がない人はすぐに入院できない状況があるという。その病院では働く医者も患者の顔をじっくり見る余裕もなく、ひたすら診察中も電子カルテに向かって診察結果を入力するという様子だった。▼国は1987年に「国民医療総合対策本部中間報告」を発表し、その中で高齢化による医療給付費の伸びを「経済の伸びの範囲」に抑えることを提言し、その目標を達成するために医師養成数の削減や窓口負担増による受診抑制策がとられ、診療報酬を引き下げる政策を行った。その結果、日本の医師数はOECD(経済協力開発機構)平均よりも14万人以上少なく、加盟国中下位から4番目という深刻な事態に陥っている。前述した問題は、こういった国の政策の結果生み出されてきた問題と言える。▼東京で死亡した妊婦の夫は「妻が浮き彫りにしてくれた問題を、力をあわせて改善してほしい。安心して赤ちゃんを産める社会になることを願っている」と訴える。断った医師たちを責めるのではなく、社会の問題として考えてほしいというこの男性にとても共感する。医者や患者が笑顔で元気になることは、まわりの人もきっと元気になるのではないか。医療や福祉に対する政治のあり方が今問われている。(古山)
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