ぎふきょうそブログ小屋

岐阜県教職員組合のブログです。

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【更新制】問題点ばかりの教員免許更新制度! 

問題点ばかりの教員免許更新制度!

とりあえず10の問題点

1.医師・看護師・薬剤師・保健士や弁護士の資格・免許を苦労してとった人に、「今年から有効期限を十年とします」というようなものではないか。過去に取得した免許状を失効させるような法律が可能ですか。
2.かつて中央教育審議会(中教審)では、「更新制は無理」ということで10年目研修(岐阜県は12年目)を各県に押し付けた。「義務(法定)研修」と「更新制」の整合性も考えないで実施するという無責任さは許しがたい。
3.今年は試行だが、更新の講習を受けた人は受講済みで「認可」される。法律が施行されていないのに、実におかしい。法律の根拠もなく判断する文部科学省(文科省)や「教育再生会議(再生会議)」は絶対権力者・独裁者なのか。
4.文科省や中教審は、大学の授業は実践的でないと批判していた。そして、教育実習などを増やしたのに、今回は大学任せにしている。朝令暮改ばかり。大学だって予算に縛られてやるだけで、やらない大学も少なくない。大学にも実施する義務はない。
5.旅費もでない(飛騨や東濃など遠隔地の負担は大変。宿泊費も)。講習料は3万円ほど自己負担と聞くが、大学ごとの競争。安くて受かり易い大学へ殺到するかも?当日は、「職務専念義務免除」にするというが、勤務ではないので「自己(事故)責任」である。もし県内の大学が満杯なら、他県まで行かなくてはならない。ものすごい負担になる。
6.免許更新制というが、免許のない民間人を多数登用とはどうしたことか。民間人は終身免許ですか?「再生会議」のメンバーも免許は持ってない。
7.免許状の取得者は610万人(文科省の推定)もいる。文部科学省も県教委も正確はデータを持っていない。とても全員の更新はできない。さらに500万人のペーパーチィーチャーはどうするのか。今回対象外のようだがおかしな話である。
8.現在講師として働いている人が、みんな多額の費用と時間を費やして「免許更新」をするだろうか。講師不足が一層深刻になることはまちがいない。
9.10年更新制の教員免許になれば、優秀な学生が教員を目指すだろうか。賃金も手当も切り下げられているなかで。
10.更新すべき該当年度に、海外出張・病気・産休・育児休業などのときどうするのか。講習で不合格になった時、猶予期間・救済措置はないのか。 いままでの教育を全否定している  校長・教育長

 「だいたい『教育再生』などという言い方が、いままでの教育を全否定しているようで気に入らない」と校長や教育長が言う。かつて県教委の幹部だった人も、「再生」という名に「憤りを感じる」という。その「教育再生会議」の意見を受けて、政府・文部科学省は「教員免許更新制度」を実施しようとしている。教育研究者の考えでもなく、現場の教職員や組合と懇談・交渉したわけでもない。県教委も「経年研修」と「免許更新」との重なりについて文部科学省に意見を出したと言っている。この夏に試行(二〇〇人のみ)された。現場では、とても面倒な取得免許の調査が行われている。県教委は、免許も調査しないで採用していたのか。「県に登録してあるデータを本人に知らせてチェックするなど簡便な方法を考えろ」と聞こえてきた。「教育再生会議」の思いつきに付き合う必要はない。県教委は、政府にもっとものを言うべきである。これほどの不備や矛盾の多い制度は止めるべきである。

県教委からいまだまともな回答はない

 組合連は七月、県教委へ質問と要請を行ったが、まともな回答はない(教員採用・管理職登用問題でも)。また、地元の大学との懇談も行い、七月一九日に関東の大学のA先生を招いて学習会も行った。試行講習を受けた受講者から批判の意見が寄せられている。これらのことからも様々な問題点が明らかになっている。

国の言いなりで良い教育ができるのか

 銭も出さないで教職員にも子どもにも、過度の課題を押し付け管理しようとするやり方は、教育から最も離れたやり方である。教育は最も自由で自発的でなければならない。そして、無償で平等な教育を保障することこそ、行政が行うことである。今回の「免許更新制」は、今までの研修制度の分析・検証もなく、教員の資質向上のためという。学習指導要領の改訂も、免許更新制度も朝令暮改・思いつきでしかない。教育研究者・教職員の誰もが、異議を唱えている。行政の「資質向上研修」こそ必要である。県教委に要求する「教育委員会の独立性を保て」「国の言いなりで良い教育ができるのか」と。

皆さんにご協力いただいた教員免許更新制度凍結署名は岐阜県で二三七七筆集まりました。全国と合わせ、約六万二〇一六筆を次の国会へ提出しました。ありがとうございました。

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( 2008/09/02 13:37 ) Category 要求・課題 権利・賃金 | TB(0) | CM(0)
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