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【新学習指導要領】岐阜教組、 文部科学省に対してパブリック・コメント 

岐阜教組、 文部科学省に対してパブリック・コメント
改訂学習指導要領子ども・教職員に大きな負担を強いる移行措置の抜本的見直しを

 文部科学省は、 学習指導要領の移行措置にかかわって、 「学校教育法施行規則の一部を改正する省令の一部を改正する省令案等に関する意見公募」 (パブリック・コメント) をおこないました。
 今回の移行措置は、 二〇一一年度全面実施(小学校)であるにもかかわらず、 道徳、 総合的な学習の時間や大幅に教育内容が増える理科、 算数についてはそのほとんどを二〇〇九年度から実質的に全面実施するものです。 ゆるやかな移行期間も抜きに、 一挙にこのようなことをおこなえば、 矛盾は子どもたちにしわ寄せされ、 現場が混乱することは目に見えています。 岐阜教組のパブリック・コメント (全文)

 改訂学習指導要領の移行措置について意見を述べます。 今回の移行措置は端的に言えば、 いかにも性急すぎるのではないかということです。 2011年4月の全面実施 (小学校) まで3年間あるのにもかかわらず、 来年度からほぼ全面実施となります。 そのためには、 各学校で今年度中から準備しなければならず、 ただでさえ長時間過密勤務が教員の大きな負担になっている中、 多忙化に拍車をかけることとなり、 「子どもと向き合う時間の確保」 がとり上げられた国会や中教審などの論議にも逆行するものであります。 また、 とりわけ理科や算数の大幅な教育内容の増加は、 現行の教育課程の中では十分に対応できず、 教育現場は混乱し、 何よりも学びの主体者である子どもたちの学習負担が一挙に増加し、 「勉強嫌い」 「学校嫌い」 の児童が急増するのではないかとたいへん心配になります。
 同様に、 小学校の外国語活動については、 学校裁量と言いながら、 文科省作成の 「英語ノート」 が来年度に配布されれば、 各学校は半ば強制的に対応することになるのは明らかです。 現行学習指導要領のもと、 多くの学校では 「総合的な学習の時間」 の創造的な実践を地域との共同でつくってきました。 新たに外国語活動の実質的な実施が求められる中、 そうした実践も計画を中断して方向転換せざるを得なくなるでしょう。 さらに、 外国語講師や教材等の条件整備が伴わない中での実施となり、 その結果、 算数・理科だけでなく、 英語についても小学校段階から勉強嫌いの児童を生むことになりかねません。
 また、 道徳教育の実施も前倒しとなり、 国会でも問題となった 「愛国心通知表」 で明らかになったように、 子どもたちに特定の価値観が押しつけられることも大変心配です。 その上、 「規範意識」 をはじめとした道徳の徳目が、 学校生活の隅々にまでいきわたることで子どもたちにとって学校は本当に楽しいものとなるのでしょうか。
 以上のように、 教職員定数増をはじめとした教育条件の整備もされず、 十分な準備期間もなしにほぼ全面実施と言える移行措置が実施されれば、 教育現場に大きな混乱を招くでしょう。
 岐阜県教職員組合は、 子どもたちと現場の教職員に大きな負担を強いる移行措置を抜本的に見直すことを強く求めます。

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( 2008/06/05 08:55 ) Category 要求・課題 教育条件 | TB(0) | CM(0)
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