ぎふきょうそブログ小屋

岐阜県教職員組合のブログです。

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【ほんりゅう】やすくに (2)  

 はじめに遊就館二階の映像ホールで 「わたしは忘れない」 というVTRを見た。 内容は、 靖国史観を映像でおさらいするというものだった。 絶叫調のナレーションは、 北朝鮮の国営放送を彷彿させた。 しかも、 ナレーターはかつて私が好きだった青春ドラマに出演していた女優だった。 ショックだった。 ▼なんとか気を取り直して、 十九ある展示室を見ていくことにした。 展示室に入ったとたん、 勇ましい軍歌とともに突撃の雄叫びが聞こえてきた。 「いったい何の騒ぎや?」 と思っていたら、 それは展示の効果音だった。 何か妙に納得してしまった。 さて、 展示内容は主に明治維新以降の戦争について、 日本の正しさを検証していくものだった。 もちろん、 太平洋戦争という語句はない。 使われている資料は、 侵略戦争を正当化するものだけが巧妙に選択されていた。 したがって、 例えば日本の侵略によって犠牲となった多数のアジアの人々は全く登場しない。 ここに本質の一つがある。 ▼「靖国の神々」 と題された最後の展示を見た時、 私の脳裏には、 ある一つの言葉が浮かんだ。 ―洗脳。 壁一面に掲げられた、 おそらくは数千にもおよぶおびただしい数の遺影が私に迫って来た。 正義の戦争でお国 (天皇) のために命を捧げることこそ、 美しく尊いものであるという道徳観がそこにはあった。 これが 「やすくに」 そのものなのだ。 教育の目標に盛り込まれようとしている愛国心とは、 「国を愛する心」 などという生やさしいものではない。 子どもたちの心を、 そして命を売り渡してはならない。 私はそんな思いを胸に遊就館を後にした。 (村上)
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