ぎふきょうそブログ小屋

岐阜県教職員組合のブログです。

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いわゆる国歌斉唱義務不存在確認等請求訴訟について 

弁護士の河合良房さんに、東京都の「訴訟」についての見解を伺いました。
弁護士 河合良房
 2006年9月21日、 東京地裁民事第36部は、 都教委の2003年10月23日付通達 (教職員に対し、 卒業式、 入学式などで 「国旗に向かって起立し、 国歌を斉唱する」 ことを命じた通達) は憲法19条の保障する思想・良心の自由を侵害するものであるし、 教育基本法10条1項で禁止される 「不当な支配」 にあたると判決しました。 都教委の不当な支配に毅然として立ち上がった教職員の熱意・正義、 そして、 それを支えた広汎な市民の支援が勝ち取った成果といえます。
 しかし、 自衛隊基地で 「イラク戦争反対」 のチラシを配布して住居侵入とされた事件や卒業式で国歌斉唱に起立しないようにと呼びかけたことを威力業務妨害罪とされた事件などでは、 極めて反動的な判決が下されています。 司法が国民の期待を裏切っていると言えるのです。
 とすると、 今回の判決は極めて特異な判決であり、 高裁では敗けてしまうのかとの想いも出てきます。 しかし、 今回の難波裁判長は、 特別に 「左寄り」 というのでもなく、 「フツー」 の裁判官のようです。 つまり 「フツー」 の裁判官であれば、 その良心や憲法に基づいて、 今回と同様の判決をするはずです。
 ではなぜ、 チラシ配布や国歌斉唱反対の呼びかけが有罪となったかと言うと、 形式的に住居侵入や威力業務妨害に該当したからだと思います。 一旦これら犯罪に該当すると、 例外的に 「無罪」 とするだけの根拠が要求されるのです。 いわば、 今回の裁判が 「攻め」 であったのに対し、 これらの裁判は 「守り」 であったのです。 勿論、 これらの事件でも、 「無罪」 とするだけの根拠があったはずですし、 「フツー」 の裁判官であれば 「無罪」 とするはずです (現に、 チラシ配布の原審は無罪でした)。 しかし、 現在の司法全体の流れの中では、 良心を全うするだけの勇気がなかったのでしょう。
 裁判官の良心、 勇気を支え、 発揮させるには、 やはり私たち市民の声の大きさ、 運動の広がりが重要です。 「裁判官の判断が正しい、 当然である」 との世論があってこそ、 裁判官も良心と憲法に従い、 勇気をもって正しい判断をするでしょう。 そのために、 私たちは、 今後とも、 「違法」 は 「違法」、 「不当」 は 「不当」 と日々言っていかなければならないと思います。
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( 2006/11/16 10:34 ) Category 要求・課題 憲法・教育基本法 | TB(0) | CM(0)
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