ぎふきょうそブログ小屋

岐阜県教職員組合のブログです。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
( --/--/-- --:-- ) Category スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

【全教談話】教職員の長時間過密労働の是正に背を向ける最高裁判決に断固抗議する 

7月12日付で全教より談話「教職員の長時間過密労働の是正に背を向ける最高裁判決に断固抗議する」が発表されましたので紹介します。

2011年7月12日
教職員の長時間過密労働の是正に背を向ける最高裁判決に断固抗議する(談話)
全日本教職員組合(全教)
書記長  今谷 賢二
 最高裁判所第三小法廷(大谷剛彦裁判長)は、本日、京都市教職員組合の組合員9名が2004年に京都市を相手取り、提訴していた超勤訴訟に対して、まったく不当な判決をおこないました。全国の教職員が切実に求めてきた、長時間過密労働の是正に背を向け、学校現場の実態を無視した今回の判決に断固抗議します。また、7年半もの間、裁判闘争を支えてきた原告団および京都教職員組合をはじめ支援にあたった全国の教職員組合の仲間のみなさんに心から感謝とお礼を申し上げます。
 この裁判は、教職員の過重な超過勤務の是正を求めていたものです。2009年10月1日には、大阪高等裁判所が、すでに京都地方裁判所判決において勝利した原告1名に加え、さらに2名の原告に対して、55万円の慰謝料を支払うことを命じる判決を言い渡していました。
 大阪高裁判決が、「(管理職は)時間外勤務の時間からすると、配慮を欠くと評価せざるを得ないような常態化した時間外勤務が存在したことは推認でき」たこと、また「(管理職は)時間外勤務が極めて長時間に及んでいたことを認識、予見できたことが窺われるが、それに対して、改善等の措置を特に講じていない点において、適切さを欠いた」ことを断罪し、管理職の安全配慮義務違反を明確にした点は全国の教職員を大きく励ますものでした。
 しかし、本日の最高裁判決は、教職員の長時間過密労働の是正に向けた到達点とすすみはじめた全国のとりくみにまったく逆行するものです。それは、教職員の長時間過密労働について、「勤務校の各校長が被上告人らに対して明示的に時間外勤務を命じていないことは明らかであるし、また、黙示的に時間外勤務を命じたと認めることもできず、他にこれを認めるに足りる事情もうかがわれない」とし、教職員の時間外勤務の実態に目を向けようともしない判断に終始していることです。「命じていない」かぎり時間外勤務は存在しないという給特法の建前を理由に、教職員の無定量の長時間過密労働を容認する立場は、増え続ける病気休職者に見られるような教職員の実態からも認められないものです。同時に、給特法をめぐって繰り返される司法の判断が、給特法そのものの限界と問題点を露呈しているといわざるを得ません。
 第二に、管理職の安全配慮義務違反についても、「強度のストレスによる精神的苦痛を被ったことが推認されるというけれども、本件期間中又はその後において、外部から認識し得る具体的な健康被害又はその兆候が被上告人らに生じていたとの事実は認定されておらず、記録上もうかがうことができない」ことを理由に、否定しました。これは、教職員が長時間過密労働で斃(たお)れない限り、管理職の安全配慮義務が問われないというべき暴論であり、絶対に容認できるものではありません。
 裁判闘争をすすめることをとおして、全国の教育委員会と学校職場で教職員の長時間過密労働問題が正面から問題にされ、勤務時間管理をはじめ、労働安全衛生のとりくみが大きくすすんできたことは、私たちの確信にすべき到達点です。
 しかし、不当判決は、あらためて今日の学校現場の実態にそぐわなくなっている給特法の問題を提起しています。全教は、今後とも、子どもたちのすこやかな成長と豊かな教育の実現をめざして、教職員の長時間勤務の解消とともに、教育条件の改善と給特法改正にむけた運動を強化する決意を表明するものです。
以上

スポンサーサイト
( 2011/07/13 13:47 ) Category 共闘 全教・日高教 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
ホームページ
■岐阜教組のホームページはこちらです。 http://www.gifukyoso.org
カテゴリー
CalendArchive
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。