ぎふきょうそブログ小屋

岐阜県教職員組合のブログです。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
( --/--/-- --:-- ) Category スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

ほんりゅう 新任の時 - 岩佐 

 30年余前、新任の私は、定時制高校へ赴任した。当時、生徒はほぼ全員が働いており、ちゃんと就職してない生徒は長続きしないと言われていた。私は、そのような彼らの生活も思いもまったくわからない脆弱な若者だった。ゴールデンウィークを過ぎた頃から、ほぼ全部のクラスで授業ができなくなっていった。手も足も出なくなったクラスもあった。先輩の先生方に何度も相談した。いろいろアドバイスしてもらったが、それで何かを変えることはできなかった。▼「もう少し春休みが来るのが遅かったら、教員をやめていたなあ」と当時、よく思ったものだが、新任1年目を乗り切れたのには二つのことがあったからだと思っている。ひとつは、夏休み頃から職場での付き合いができてきて、プライベートでは先輩後輩なく一緒に遊ぶようになったこと。もうひとつは、部活動で生徒たちとつき合うようになったこと。自然発生的に生徒たちが集まってきて事実上部活動となり、毎日、授業が終わった9時過ぎから1時間ほど活動した。そこでは、授業ではまったくダメだった生徒との何人か普通につき合えたのだった。▼2年目、授業の状況が大きく変わったわけではなかったと思う。しかし、私の心の持ち方は大きく変わっていった。▼学校の中で、生徒たち・先生たちとの関係の中で私たちは教師に育っていく。私たちが働くのは、子ども・生徒を育てる学校という場である。そこでは「教師もゆったりと育っていく時間を保障することが大事だ」というような人間観が当たり前でなければならないと思う。
スポンサーサイト
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
ホームページ
■岐阜教組のホームページはこちらです。 http://www.gifukyoso.org
カテゴリー
CalendArchive
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。