ぎふきょうそブログ小屋

岐阜県教職員組合のブログです。

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【ほんりゅう】命を守るために - 村上 

 あの日、3月11日を契機として、私たちは人の命の重みについて深く考えるようになった。かけがえのない多くの命を、本当に救うことはできなかったのか。そんな思いが幾度となくよぎる。
 命を奪い、脅かすものは、もちろん災害だけではない。
 次の詩は、小学校1年生の時に父親を過労自殺で亡くしたマー君が書いたものである。これほどまでに辛い「夢」を私は知らない。

 「ぼくの夢」
 大きくなったら
 ぼくは博士になりたい
 そしてドラえもんに出てくるような
 タイムマシーンをつくる 
 ぼくはタイムマシーンにのって
 お父さんの死んでしまう 
 まえの日に行く
 そして「仕事に行ったらあかん」ていうんや

 7年前、新採1年目の9月に自ら命を絶った木村百合子さん。彼女の死が公務災害かどうかを争う裁判の判決が、先ごろ静岡地裁であった。判決では、担任していた学級の困難さと新人教師に対する職場や教育委員会の木村さんに対する支援の弱さ、さらには労働条件の過酷さをその要因として認めた。被告の公務災害基金が、控訴を断念することを切に願う。
 これらは他人ごとではない。私たちが生きているこの社会で現実に起きていることなのだ。「命を守るためには、何をしなければならないのか」今年一年、この課題に向き合っていこうと思う。
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【ほんりゅう】教育署名とPTA - 国枝 

 今年も11月29日、教育署名の県議会提出を行った。私はこの運動が始まって以来20年以上にわたって積極的に取り組んできたつもりだ。毎年何十人かの教え子や同級生に通信を届け、署名を送ってもらっている。署名数に関しては随分減らしてしまったが、心のこもったメッセージやカンパに励まされて、ここまで続けることができた。
 提出総数も減ってきているが、ここ数年で実のあるものになってきたという感触を持っている。PTAから署名が届けられることが増えてきた。今年、PTAの担当をやっていて保護者と話す機会が多くなったが、発言の中に、子どもが元気でしっかりと伸びていって欲しいという願いを感じられることが多くある。これは、私たちの運動と共通する願いであり、だからこそPTAに受け入れられ、署名が増えてきたのだろう。
 「ゆきとどいた教育をすすめてほしい」というのは子どもを持つ親誰しもの思いだし、その中心に少人数学級の実現という願いがあることも間違いない。
 政権が交代し、子ども手当・高等学校授業料の実質無償化と、今までの政権ではほとんど考えられなかった政策が実現した。国による少人数学級の歩みも進み始めた。
しかし、それも今や風前の灯火。そのような中で、少しでも「ゆきとどいた教育」を進めていくために、この運動をより一層進めて行かなくてはと、決意を新たにしている。

ほんりゅう 意識するだけではなく行動を起こそう - 岩佐 

 ひょんなことから、かなり前に担任した若者とメールのやりとりをする機会がありました。
 どうも、学校にあまり求めるものがなかったようで、「先生が何年生の担任だったかもわからない…」というのです。その彼が、今まで「政治や世の中に無関心だったけど、それが、今のこの社会の原因でもあると、とても反省しています。子どもの未来は、無関心ではできない。愛の反対は無関心。」と原発ゼロの運動などにとりくみはじめたとのこと。
 「教師のみなさんも、忙しいとは別の次元のこの問題、きちんと認識して考えていただけたら。」「教師という職業は企業のサラリーマンとは違います。」さらに、「世代を越えて、今つながりへんかするとき。時代の流れが、歴史が、振り返って考えれば、答えを持っていると思います。もうここまで来たら変わるしかないというとき、変わる。」「愛する子どもたちの、未来を守るのは、キットひとりひとりの意識な気がします。」とメールは続きます。教師に対する厳しい期待を感じます。
 さて、メールをもらった私はどう応えましょうか。意識するだけではなく行動を起こそう。まず、「12・11さよなら原発・ぎふウォーク」に参加しようと思います。

ほんりゅう 「職場要求アンケート」 - 岩佐 

■現場にいたとき、分会(組合)で「職場要求アンケート」を行っていました。■「日頃不都合に感じていたり、ここをちょっと改善すればと考えていらしゃることもいろいろあると思います。一人ひとりの声を束ねることによって、働きやすく元気の出る職場の実現に少しでも役立てばと思います。ご意見、ご提案を具体的にお書きください。」というような文をつけて、「施設・設備について」、「その他の面について」の2項目でアンケートをとっていました。■夏休みに始めましたが、職場は忙しくて簡単には集まりません。アンケートをまとめ終えて、結果をもとに校長先生との話し合いを持ったのは年度末近くでした。■おもしろいもので、「施設・設備について」の要求トップは連続で「教職員の増員」でした。施設・設備とは違うのになぜかそういう声が多く出てくるのです。いかに「教職員の増員」が職場の強い要求かということを表しているのだと思います。■校長先生との話し合いも「教職員の増員」を第一の要求項目にして行いました。当時の資料を見ると、校長先生には自らのポジションでできることを、誠実に答えてもらっています。根本的には「教職員増」は国や県に要求することだと思いますが、校長先生とも話し合うことはとても意味あることなのだと改めて思いました。■職場要求アンケートや校長先生との話し合い、行いたいですね!

ほんりゅう TPP反対は子どもを守ること - 村上 

 TPP交渉への参加をなんとしても阻止したい。今、求められているのは「TPP反対」での大同団結であろう。その意味では、「脱原発」の運動と通ずるものがある。テレビでは「専門家」がTPPの必要性を説き、大手新聞は「交渉参加を急げ」の大合唱である。これは「安全神話」づくりと同じ手口ではないのか。もうだまされてはならない。▼そうした中、野田総理は今月に開催されるAPECで、TPP交渉への参加表明を目論んでいる。なぜ、これほど拙速かつ強引に進めようとするのであろうか。(アメリカや財界への点数稼ぎ?)▼さて、TPPの個々の問題点についてここではあえて触れないが、子どもたちにとってどうなのかという議論はあまりされてこなかったように感じられる。▼TPP参加で関税が撤廃されれば、外国産の農水産物が大量に輸入されることになる。そうなれば多くの市町村でとりくまれている学校給食の地産地消事業はどうなるのか。食の安全に関わる規制が緩和(撤廃もある?)される心配も大きい。BSE検査抜きの牛肉、残留農薬、食品添加物、遺伝子組み換え食品…。こうしたものを子どもたちが口にすることにもなるだろう。さらに医療の質の低下や医療費の高騰が、子どもたちに重くのしかかるかもしれない。ほかにもまだある。大切なことは、教育に携わるすべての人々が、子どもを守るためTPPに反対するという一致点を築くことではないだろうか。今からでも間に合う。

ほんりゅう 負げねど飯舘 - 国枝 

 3月11日以来、この国のこれまでの姿勢と、学校教育がそれにどう関わってきたかが気になってならない。だからこそいろいろと動いてみたもの、何か割り切れない。
 福島の、放射能に晒されているところを体験していないことと、放射能が人体に及ぼす影響に関して諸説入り乱れ、自分の中で整理できていないのが原因だが、今のところどうすることもできない。
 そんな思いをひきずっている最中、「愛する飯舘村を還せプロジェクト 負げねど飯舘!!」の発起人佐藤健太さんのお話を聞く機会があった。2011地域民主教育全国交流研究会恵那集会開会集会での特別報告だったのだが、飯舘で生活せざるを得ない人の想いが伝わってきて心に残った。
 彼は「東電に対して怒りはない。あるのは不安や憤りばかりだ」と言われた。
 線量の測定値は上がるが、具体的な指示は出ず、最初は大丈夫だと言われるばかり。それが一ヶ月以上経って、この間の被曝については特に触れることもなく計画的避難区域に指定され、避難することが求められた。
 子ども達が気がかりだった。被曝の事実から逃れられない以上、これからどうやって健康を管理していったらよいか。放射能から子どもを守り、育てていくために立ちあがった。
 最後に「今福島でできる(被曝線量の)基準が世界基準なっていく可能性が強い。だからこそ、厳しい目で見ていきたい」と言われたが、今もこの言葉が脳裏にこびりついて離れない。

ほんりゅう この夏の残暑見舞い - 岩佐 

 もうすでに2か月も前だが、この夏は多くの方に残暑見舞いを出した。

「…窓の外に広がる空を眺めながら、『同じように見えても3・11以前の空とは違うんだよな』とふと考えてしまいます。今年の3月11日、東日本大震災・福島原発事故が起こり、多くのことを考えさせられました。(義えん金を集める、ボランティア派遣のお手伝いをするなどのこともしましたが)特に、普段は目に見えない人と人との「つながり」ということを強く考えさせられました。…」
こんな内容のものだった。
 葉書やメールでどれだけか返事をいただいた。懐かしい思いで眺めたものが多かった。その中ひとつに、県外で教師をしている教え子からの返事があった。

「…本校では東北の被災地から生徒一名を受け入れました。私は卒業生の親御さんが経営される靴屋さんから靴を提供していただくなど、身の回り品の調達から学習指導に至るまで精いっぱいの支援をしています。自然に対して人間は謙虚であるべきだということ。そして、一日一日を悔いなく生きることを改めて決意しました。…」

 彼から来た返事を何度も読み返した。こんなやりとりができる「つながり」を大事にしていきたいとつくづく思った。

ほんりゅう 黙って見てはおられない - 村上 

「教育は2万%強制だ」と公言してはばからない橋下知事率いる「大阪維新の会」が、「教育基本条例」と「職員基本条例」を制定しようとしている。彼らはこの6月には、「君が代条例」を強引に成立させている。
 条例案の主な内容をいくつかあげてみる。
①知事が府立高校の教育目標を設定し、目標実現の責務を果たさない教育委員は罷免。
②府立高校の正副校長を期限付き任用に切り替え、公募する。同時に、校長に人事権・予算請求権・教科書採択権などを付与。
③教職員は、府教委の決定・校長の職務命令に従うとともに、校長のマネジメントに服する。職務命令違反5回、同一職務命令違反3回で免職。
④教職員評価では相対評価を徹底し、必ず5%を最下位評価にする。2年連続最下位評価の教職員は免職。(ちなみに大阪は、教職員評価が賃金にリンクされている)など。
 教職員組合や自治体の職員組合をはじめ、多くの団体と父母・府民が共同して、条例案の撤回に向けてとりくんでいるのは当然だ。大阪府の教育長も「実行されれば大混乱になる」と発言している。
 私はこの問題を、子どもを中心において考えることが重要だと思う。子どもたちの成長と発達を保障することが教育の営みである。命令と服従、強制と脅しが支配するような学校で、子どもたちの豊かな育ちを培うことなどできるはずがない。「これは大阪のことだから」と知らぬ顔をしていてよいのだろうか。

ほんりゅう 高校生と夏 - 国枝 

 今年も夏の間、高校生の元気な姿をあちこちで見させてもらった。▼今年は沖縄でも「全国高校生平和集会」が行われ、活気あふれる集会になった。沖縄戦と基地問題に関して、みんな大いに学んだ。参加した沖縄の高校生たちからも「はじめて知った!」「考えさせられた!」「もっと学びたい!」という声が上がった。その後の交流会も、もちろん盛り上がった。▼高P連全国大会北海道大会では、南中OBの南中ソーランを見せてもらった。自信あふれる舞だった。アンコールの声がかかり、あらわれた二度目の舞は神々しくさえ見えた。▼教育現場で「生きる力」が強調されるようになって久しい。しかし、「生きる力」が意識されればされるほど、子どもたちから活力が失われていくような気がしてならない。▼高校生はひとつのきっかけで大きく成長し、生き生きと歩み始める。基地とは無縁に生活してきた沖縄の高校生たちも、きっかけさえつかめば、自分自身の問題として学び始める。▼稚内南中学の生徒や卒業生にとって、南中ソーランは南中の文化そのものであり誇りなのだろう、だからこそ自信に満ちあふれた舞を見せてくれる。▼私たちの営みは、こういったきっかけを一つでも多く子どもたちに提供することだと思っている。そのためにも、私たちは、自分自身の好奇心を満たすことのできるゆとりある生活を送るべきではないだろうか。

ほんりゅう 「勤勉手当」問題 3つの大問題 - 岩佐 

 今、「勤勉手当に勤務評価を反映(リンク)すること」に関するアンケートに全職場でとりくんでいるが、「勤勉手当問題」には、3つの大問題があると考えている。▼第一は「勤勉手当に勤務評価を反映すること(具体的には、C・D評価の場合に、勤勉手当を減額する)」について教職員にしっかりとした説明が行われていないこと。県教委は7月の交渉の席で、「9月までには周知する」と述べた。しかし、「この冬のボーナスから行おうとしている」にしては、いかにも遅すぎるのではないか。▼第二は「この冬のボーナスから行いたい」として、最初から期限が切られてることである。ILOのCEART勧告を持ち出すまでもなく、このように重大な問題について、双方の合意が得られるまで十分に時間をかけ協議・交渉を行うという姿勢が求められる。それがないということは極めて問題である。岐阜県人事委員会も「職員の理解と納得が真に得られるよう運用していくことが必要である。」と述べている。▼第三は「勤勉手当に勤務評価を反映すること」そのものの問題点と教育に及ぼす悪影響である。このことについて、職場でも活発な議論と対話を進め、県教委とも十分な協議・交渉を行いたいと考えているのだが、その前提条件が整えられていないのだ。▼期限を切って行うという姿勢ではなく、十分に時間をとって協議・交渉し、合意の得られる結論が出るまで根気よくとりくむという姿勢が県教委に求められる。その点については全教職員の合意が得られると私は考えている。
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